被災した方々に少しでも早く

コープ、つまり生協はいつも新鮮なものを消費者の元に届けるのがモットー。もちろん他の流通機関も同じように、出来立て・取り立てのフレッシュな食品を棚に並べたいのはどこも同じでしょう。ましてやそれを自宅までお届けというのが売りの生協なら、独自の流通や保管システムを持っていると知っている利用者の方々はたくさんいらっしゃるはずです。

ところが、東日本大震災のあと、生協の流通管理システムで想定を遙かに超えるダメージを受けたのです。ご自慢の冷凍保存が可能な倉庫など、流通ルートに乗せる前と届いてからの一時保管に被害が出ました。一都七県で構成するコープネットが導入している自動倉庫と呼ばれる巨大な冷凍倉庫は、修復されて機能を取り戻すまで1約1ヶ月かかるという重傷でした。

その他、東日本の各生協では冷凍製品が底をつき、補給がなかなか届かないなど、計画停電や道路の被災、続く余震への警戒も手伝って、特に流通面では手足をもぎ取られるような状況が続きました。人海作戦で何とか活動を止めてしまわなかったのは、とにかく幸いでした。

何よりもスタッフがホッとしたのは、被災地に向けて、そのような困難な中を何台ものトラックを差し向け、被災した方々に少しでも早く必要なものを届けられたことです。

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